2013年6月4日火曜日

『心とからだのサビをとるシンプル禅生活』 金獄 宗信 監修

何となく、その何となくが説明はつかないのですが・・・

ふらふらと、気づいたら手に取っていたのが、コチラの本↓

 

本との出会いって、そういうこととか、ありませんか?

人とも、出来事ともそうかもしれませんが、気づいたら出会っていたという感じに
すとんと入ってきたような、タイミングとかもあるかもしれませんが・・

 今回は、そういう不思議さがある「出会い方」でした。

 西洋的な「やればできる」という感触からみると、その反対かもしれませんが・・・

あるがままに受け止めること、目の前のことはすべて、縁ある出会いであること、
感謝すること、いろいろ、はっとするような、言葉がたくさんつまっていて・・・

 考えさせられる、いや、気づかされる、はっとする、そういう感じでしょうか。

 うまくいかないときは、気づいてみると、うまくいかない原因ばかりに気をとられてしまい、
または、自分を責めるだけ責めてみたり、ありもしないことを考え、現実とのギャップに
がっくり肩を落としたりすることもありますが・・・

 根本的な見方そのもの、受け止め方そのものをかえてみることで、もっとどしんと楽に
進めるような、そういう肩の力を少しぬきつつも、元気になれるような気がしてくるから、
不思議です。

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 坐禅っていうと、堅苦しいものばかりイメージしていましたが・・・
 5分座るだけでも座るだけ、何時でもとらわれずにできるときに、ただひたすら座る
というそれもいい意味で敷居を低くし、まずは、座ることに、チャレンジできたのも発見でした。

 まだ、その先の境地まではたどりつけそうにありませんが・・・

 そういう「ツール」を知るだけでも、ものすごい得した気分だなとも思ってます。

坐禅とは、かんたんにいえば、”呼吸によって心と体をコントロールする方法”だそうです。

呼吸が整えば心が整う、呼吸が整えば体が整うということです。

実際、どうしようと頭がぐるぐるしてるときって、絶対呼吸も浅く、背筋も伸びてないしねと
図星というか、いたく反省しました。

どんなときでも動じないとまでは、到達できるか分かりませんが・・・
まずは、どしんと呼吸を整え、背筋を伸ばし、あるがままを受け入れることを
前提に次の考えるというやりかたも、あっていいかなと、そういうふうに考えてみようと思ってます。

何となく、もやもやっとしたお悩みがあるときに読むと、どこかすっきりふっきれる本だと思います。あ、これでいいんだな、それもありなんだなって。

よかったら、ご一読くださいね。

2013年6月2日日曜日

『夢は、紙に書くと現実になる!』ヘンリエッタ・アン・クロウザー

私が、本を購入したときは、↓でしたが・・・

 

今は、単行本として販売されているようですね。

 

 「夢を書く」ことで、サインが送られてくるし、脳からの援助が得られるし、
すばらしいことがおきるとあります。

最初、読んだときは、いろんなエピソードに感動しながらも、
本当はどうなんだろうといくらか警戒しながら読み進めたことを思い出します。

信じないというわけではないけど、甘えを承知で言うなら・・・

 どこかから誰かがやってきて助けてくれることを期待して書くのではなく、
かなえるのも、書くのも自分、ただ、今書く前の自分では想像すらできなかった、
いい形で、自分を通じて自分の力となったものが助けてくれる、
ような感じがしたからです。

 棚からボタモチを望んで読むと、やらなければならないこと(大量に書く)、それに
圧倒されます。元気が本当にないときには、書く気力すらでないこともあるからです。

でも、いったん筆をとりはじめると、不思議と書けてしまいます。

驚くような急展開で、いいことがおこった!と断言できるまでは私にはいえないのですが、
少なくとも書く前より、ずっと状況が見渡せるようになったり、心にいい影響があったり
直接は関連ないようなことでも、私を喜ばせてくれる、不思議なことがおこったり・・

そういうことは、数え切れないほどありました。

 何というか、親友にも、家族にも話せないことを、もっと親しい誰かに話しているような
そういう感覚になってくるんですよね。 そういう意味で、何度助けられたかどうか、
わからないと、いまさらながらとても感謝している本でもあります。

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 そういえば、本の中にも、「ホンダの車」ということで例があるのですが・・・
うちの夫も、私が妊娠してから、周囲に妊婦さんがたくさんいるのに気がついたとか、
私も、自分の車が変わってから、実は同じような車が思った以上に走っていたことに
気づいたとか、そういう「関心事」しか、人は見えていないし、感じてないことも多いだろうな、
などとも思いました。

 (度忘れしましたが、実際「みようとしないものはみえてない」みたいな話もありましたよね?)

書くことの前に、ノートは、ペンは、場所はと、あれこれ考えすぎることも、
有る意味楽しいですが・・・目に付いたものに、わしわし書いていったほうが、
ライブ感があって、結果いいような気がします。

(本気になるときは、いつも、あまり格好にとらわれすぎないということも、
時には許されるのかもしれません)

また、こだわらない理由として、どうしても「ネガティブなこと」は書いてはいけない気がしませんか?書くと、それを引寄せちゃうみたいな、警戒感が、私にはあったような気がします。

 でも、終わりよければすべてよし。

いろいろネガティブなこともあっていいんです。実際、そう感じている事実を受け止めて、
それからそれとうまく付き合うことを考えたほうが、自然ですから。

となると、あんまりきれいな紙より、わさわさ書けるほうがいいのかな、なんて私は、
そう思ってます。 自力で書くというのは、なかなか気合もいりますが・・・

間違いなく、それ以上の効果は見込めると思いますよ。

 困ったり、悩んだり、何に不安になっているか分からないとき、決められないとき、
私は、この方法で、だいぶ救われてきた気がします。 よかったら、お試しくださいね。

2013年6月1日土曜日

『私はできる!』すべてをかなえる「おまじない」 ルイーズ・L・ヘイ

繰り返し口にすれば、人生が必ず変わる180個以上の「おまじない」をあなたに!と、あります。



私も場合、そもそも、『こころがやすらぐ本』↓を買いたくて探したものの見当たらなかったので、↑にしたという経緯だったので、最初は物足りなさを感じたりしてました。
物足りないというのは、大事な言葉がたくさんちりばめられているにもかかわらず、一つ一つのおまじないが多すぎる気がして、消化できず、その場で読むのが精一杯なような、そういうイメージでしょうか。
 

まだ、おまじないとして、日常的に、書かれてある言葉を取り出して使ってみるところまでは達していませんが・・・

仕事や人間関係などで、ふと心が痛んだときに、丁寧に読んでみると、なるほどそうだなあと思わせる言葉やエピソードが多くて、やっぱり買ってよかったなあと思ってます。
おまじない、というより、自分への応援の言葉、言い聞かせみたいな感じでもありますが・・
何の根拠がなくても、自分を信頼し、愛し、そして、過去と現在と未来と、どう付き合うか、とても学び有る本だと、改めて感じています。

短時間でつめこむというより、手元において、そのトピックと向き合って、取り出してながめそして、おまじないを実行する、そういうふうに使っていけたらいいなと思います。
そして、どこかでルイーズ・L・ヘイさんとつながっているような、エールすら感じられることはとても幸せな気がします。応援してくれてるような気がしてくるのです。
がんばれ、私。がんばれ、というか、そのままでいいよ、大丈夫だよって、感じかな。
よかったら、ご一読くださいませ。